この度はKYOTO PHOTO AWARD 2011にご出展まことにありがとうございました。
皆様のおかげで大変盛況な写真展イベントとなりましたことここに感謝申し上げます。
力作揃いの写真で彩られた会場で、沢山のお客様が写真を前に真剣な表情で、あるいは楽しく笑い合いながら、写真を見ている姿を見てとても嬉しく思いました。来場者数も1200人、有効投票数も2130票と、本当に沢山の来場と投票を頂きました。
今展は15のレビュアー賞と特別賞、一般投票グランプリ、の計17の賞が授与されました。
レビュアー賞の選考理由に関しましては、作品の優劣をつけるというよりも、それぞれのレビュアーの方が今後その方と関わっていきたい、このかたの作品を扱いたいという事を基準に選考されていました。それぞれの作品にそれぞれの魅力があり、皆さん選考に迷いに迷ってひとつの作品を選考されていました。写真とはそもそも偶然性を孕んだメディアだと考えています。天気にも雨の日もあれば晴れの日もあるように、作品にも時代性やさまざまなタイミングが抜き差しならず関係していると思います。選考もまた、出会いや偶然やさまざまな要因で選ばれています。しかし選考されて作品達には、他にはない光るモノがあり選ばれたことは間違いありません。時代や流行に左右されることなく、各々の個性をみがき、他の人では撮る事の出来ないあなただけの写真を追求していけば、きっと未来は開かれていくと思います。
これを機に新しい関係や繋がりが生まれ、皆様が自身の作品により深く向き合っていくきっかけとなればと願っています。ここがゴールではなく、新しいスタートとなりますように。
最後に今回ご協力頂きましたレビュアーの皆様、ご出展者の皆様、影で支えて下さったスタッフ、応援して頂いた皆様、全ての人に感謝しています。ありがとうございました。KYOTOPHOTOAWARDは来年からも開催していく予定をしています。続けていくからには更なる発展が必要になると思います。皆様のそれぞれの形でのご協力・応援を頂ければ幸いです。ひとまずはこれでお別れです、また会う日まで。